


ご好評のうちに、すべてのイベントは終了しました。多くの皆様にご来場いただきありがとうございました。
いまから193年前、多摩郡中野村(八王子市東中野)の8歳の少年勝五郎は、「自分の前世は程久保村(日野市程久保)の藤蔵だった。」と語って、人びとを驚かせました。勝五郎は「ほどくぼ小僧」と呼ばれ、平田篤胤や池田冠山、小泉八雲の著作などで、実際にあった生まれ変わり物語として世界に知られることになりました。
ことし平成27年は、生まれ変わり物語の主人公である勝五郎の生誕200年という節目の年であり、「勝五郎生まれ変わり物語探求調査団」の発足10年目にあたります。これを機に、勝五郎研究の最前線がわかる記念特別展を開催し、あわせて前回(平成20年)の特別展の成果と探求調査10年の成果を踏まえた「調査報告書」を刊行します。
平成27年度 日野市郷土資料館特別展「ほどくぼ小僧 勝五郎生まれ変わり物語 -勝五郎生誕200年記念展- を9月19日(土)から11月15日(日)まで日野市立新撰組のふるさと歴史館(日野市新明4-16-1)で開催します。
〔主な展示内容〕
(1)ほどくぼ小僧 勝五郎生まれ変わり物語とは?
(2)国学者 平田篤胤と『勝五郎再生記聞』
(3)文人大名 池田冠山と露姫、文人たちの活動
(4)藤蔵・勝五郎の子孫や墓所、ゆかりの場所を写真で紹介
(5)勝五郎や姉・妹たちのその後(調査団での勝五郎家族調査の成果を展示)
(6)小泉八雲『勝五郎の転生』と雨森信成
(7)胎内記憶研究のあゆみと勝五郎生まれ変わり物語
(8)勝五郎調査団10年の活動のあゆみ、関連書籍・資料の紹介、映像コーナー
勝五郎と世界の生まれ変わり事例 ―実は身近な過去生の記憶―
大門正幸氏(中部大学教授・バージニア大学客員教授)
10月10日(土) 13時30分~16時
高幡不動尊 五重塔地下ホール(東京都日野市高幡733)
先着200人(申込不要、直接会場へ)
文化資源としての人と物語 ―小泉八雲の世界をめぐって―
小泉凡氏(島根県立大学短期大学部教授、小泉八雲曾孫)
10月24日(土) 14時~16時
新町交流センター1階(東京都日野市新町1-13)
先着130人(要申込)
勝五郎生まれ変わり物語探求調査団報告会
11月7日(土) 14時~16時
会場が変更になりました。ご迷惑をおかけすることになり、誠に申し訳ございません。
日野市役所 5階 505会議室(東京都日野市神明1-12-1)
先着80人(要申込)
※申し込みが必要な講演会・見学会は、9月4日(金)9:00から電話受付をします。(042-592-0981)